世界遺産の楽しみ方 特別編


 

オーストラリアの広大な大地には、いくつもの世界遺産があります。

これまでは誰でも知っているけど、目線を変えて、普段聞いている話とは異なる方法で

世界遺産をみてもらいたいと思いました。

それも、ツアーで回れば短い時間でもそれなりに楽しめる、有名どころの世界遺産ばかり。

これから紹介する世界遺産は、ツアーでも個人でも少し時間がないと行きにくい、

けれど一度行ってしまうと一生の思い出にもなるとてつもない自然の広がりを目の当たりに

することができる超お薦めポイントです。

そのかわり、簡単には行けません。「余分な日程でも最低3日」が必要。

オーストラリアは地下も広大

広大に広がる大地、オーストラリアは地下にも巨大空間がたくさん。

★オーストラリアの哺乳類化石地域 ナラコーテNaracoorte

ナラコーテは、1994年に世界自然遺産に登録されました。
南オーストラリア州アデレードから車でおよそ
3時間程度走った、田舎町です。

ナラコーテ以外には近くに有名な観光スポットもなく、この地を経由するツアーは
日本からはありません。
オーストラリアに行ってからツアーに参加するか、レンタカーで現地まで行くか
どちらかになりますが、後者をお勧めします。

自由度が異なりますし、思わぬ出会いがあるのは自由行動の方です。


いまだ解明が終わっていない巨大な地下洞窟があるナラコーテの世界遺産。
ここでは、洞窟内で巨大な動物の化石が発見されています。それもなんと20万年から
50万年前と、とんでもないほど遠い昔のこと。そこにはコアラとウォンバットの直接の
祖先であると言われている、体長
3メートル以上のディプロトドンが生息していたとか。

当時のカンガルーは、肉食だったという驚愕の事実も知ることになります。



どうして巨大な生き物が動物にいたとわかったのか。それは、巨大な穴から落ちたから。
おかげで化石として何10万年も残っていたため、貴重な洞窟として世界遺産に登録され
ました。
かなり奥深い洞窟です。入るには国立公園の化石洞窟センターのツアーに参加しなければ
なりません。ツアー時間は事前に確認してくださいね。
夕方ツアーがあるものと思い、到着した時にはツアーは開催されてなく、やむなく翌朝に
参加するしかなかったことがありました。時間を十分に確保することをお勧めします。
それでもなお、太古のオーストラリアを身をもって知ることができるため、行く価値は十分にあります。


★リゾートを満喫しながら世界遺産を堪能するシャーク湾

リゾートといっても、南の島にあるような、昼はプールサイドで寝そべり、夜は星を見な
がらゆったりと食事をする、という何でも揃うものとはかなり異なります。
場所は、パース郊外。それも車で約800キロ、10時間の長旅の末に現れる、苦労して
たどり着いた楽園、といったほうがわかりやすいでしょう。

このリゾートは、シャーク湾と言われる半島の先端部分にあります。ドルフィンと名前が
付いているので、イルカはいます(ただし野生のイルカですので、
100%会える保証はあり
ませんが、長年のレンジャーの努力によりほぼ毎日沖合からビーチにやってきます)。
確かにここでの主役はイルカですが、行く目的地はリゾートから車で1時間戻った、膝の
上くらいまでしか生えない低木か砂ばかりのアウトバックにあります。
そこは、地球上で初めて酸素を提供し、生き物を作り出す原点となった、まさに世界最初の生き物「ストロマトライト」が生息する場所、ハメリンプール。
ここが注目されため、
シャーク湾が1991年に世界遺産に登録されました。

しかし、このハメリンプール。ストロマトライトの生息を研究するための施設があるだけ、のような簡素な建物と、成長スピードが何よりも遅いため、単に岩しか見えない。

たぶん、子供が行っても楽しめるところは1つもありません(もちろん、楽しむために
世界遺産があるのではありませんので、念のため)。

シャーク湾の絶景ポイント、シェルビーチへ足を運んでください。




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キロにもわたり、うっとりするほど続く貝殻だけのビーチ。
ビーチの下には5メートルにもわたり貝殻が積み重なっています。海に入っても足元は
砂ではなく貝殻しかありません。魚も泳いでないし、内海のため、物音がしません。
人もたまにだれか訪れては帰っていく。ビーチを独り占めにすることができます。

日本からシャーク湾を巡るツアーもありますが、シェルビーチでの滞在時間はとっても短い。
ゆっくり貝殻拾いや、好きなだけ写真を撮りたいと思ってもゆっくりと味わう時間も
ない。だから、レンタカーで自分の時間が許す限り、堪能して欲しいところです。

こんなところは世界中探してもここしかありません。

 

手軽に行けるところではないだけに、一生の思い出になるかもしれない宝物は時間を掛けてでも探したほうが良いですよね。

今回は特別編ということで、あまりツアーなどでは紹介されない世界遺産を紹介しました。

世界遺産は他にも魅力的なところはまだまだたくさん。

「ここに宝物があるかも!」と思ったら、是非自分で宝物を見つけて来てくださいね。



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